「失われた30年」というので、失われた30年を失ってみた

こんにちは、ぴよらん25周年です。

さて、選挙も近づいてきました。
なぜかよく言われる言葉に「失われた30年」と言われています。
主な理由としては平均給与が増えないからだそうです。
実際どうなのか見てみましょう。

結論から言うと
給与所得者数が1992年：4948万人→2010年：5923万人
給与額が1992年：199.2兆→2010年：219.2兆
と1992年がバブル景気の頂上でも、給与所得者数が約1000万人も増えて、給与額も1998年までと2012年以降は着実に増やしています。
今まで主婦だったりした人が働くようになり、
子供や家族の面倒を見ないといけない制約があるのでフルタイムというわけでなく、
多様な働き方ができるようになったというのが実情でしょう。
ITバブル崩壊、デフレもありますが、1992年比で100を切っているのは2009年～2012年あたりですので、
「失われた3年」ですね。一体何があったのでしょう（ーー

さぁってことで、30年失ってみましょう。
時は1992年にやってきました。デジタルライフが送りたいなあ。

お仕事は国家公務員でやっと週休2日！われらはまだ週休1日！年間労働時間は2000時間越え！（現在：1680時間）
週休2日だと最低毎日1時間は追加の残業ね、そしてお腹に新しい命ができました？もちろん辞めてもらうよねだって。わぁ、ブラックー。
パソコンは486搭載のPC9801が登場！16MHzの速さ！458,000円から！なんとHDDはオプション！！
基本ソフトはWindows3.1が登場！（日本語版は翌年）インターネットの機能はなんと別売り！
プロバイダは選べません！接続のためには電話料金がなんと必要！（テレホーダイは1995年から）
オフィスソフトもいるね。Excel 4.0が誕生！98,000円！KERNEL.DLLとやらで不正終了？畜生め！
携帯電話はだい２世代最新超小型携帯電話が誕生！230gもあるけど。。。
その前は重さ2.5kgのショルダーフォン！レンタルで20万円！電話料金月2万円！肩もげる～
音楽を聴くのはMiniDiscことMDが出た！今ではなにそれ？コンポも9万円くらいしてCDより音質悪いのに必死に録音してた人いるらしい！
ゲームはスーパーマリオカートが発売！このころは8900円だったけど、
悪い独占でプレイステーションが出るまでどんどんソフトの値段があがっていったわー。
えっちなゲームはギャルゲーの金字塔、同級生が発売！えっちなCGは16色よ。想像力大事！

はぁはぁ、なんて不便な世界！もうこんなのはこりごりだー。
「失われた30年」なんて言うやつは、過去を顧みず自分の周りで失われてるだけだよね。
この30年の間の進歩と素敵な仲間に出逢ったことに乾杯なのであります。